テントを購入しようと考えた時、ワンポールテントが気になりませんか?
おしゃれなスタイルだけど、使いやすいのだろうか?
設営や撤去は簡単なの?
居住性は?
今回はそれらの疑問に、お答えしていきます。
結論から言って、ワンポールテントは初心者にこそ使ってほしいテントです。
理由は、以下のとおりです。
- ポールが1本で、設営が早くて簡単
- 居住性が高い
- 通気性が良い
- 1年を通して使える
目次
そもそもワンポールテントとは、どのようなテントなのでしょうか?
もともとは、ネイティブアメリカンのティピーテントが元になっています。
文字通り1本のポールが柱のように立ち、柱に布を巻きつけていました。
ネイティブアメリカンが、日常的に暮らしていた家ですので、居住性は抜群です。
メリット
- 設営が簡単
- 居住性が高い
- デザイン性に優れている
デメリット
- ペグを使わないと設営できない
- 地面との間に隙間ができる
- 中央の柱がジャマになる
メリット
設営が簡単
ワンポールテントは本体の角をペグで固定して、中にポール入れて突っ張るだけの簡単な構造です。
慣れれば、設営も撤去も10分ほどで行うことができます。
また、ポールが1本ということは、テント自体とてもコンパクトに収納できるということです。
居住性が高い
ワンポールテントは、1年を通して使用することができます。
6方向の下部から換気できますし、テントの前後を開けばタープ並みの涼しさです。
また、ワンポールテントは室内にストーブを持ち込むことができます。
(ストーブの持ち込みは、あくまでも自己責任になります)
ですので、真冬でもテントの中で暖かく過ごすことができます。
デザイン性に優れている
ワンポールテントは前述したとおり、歴史あるテントです。
流行に左右されず、普遍的な機能美に満ちたデザインです。
大勢のキャンパーが集まるキャンプ場でも、流行を気にせずテントを張ることができます。
デメリット
メリットが多いワンポールテントですが、もちろん多少のデメリットもあります。
ペグを使わないと設営できない
ワンポールテントは非自立式のテントです。
自立式のテントと異なり、すべての角をペグで固定する必要があります。
しかも、テントをピンと張るため、かなりしっかりとペグダウンする必要があります。
地面との間に隙間ができる
ワンポールテントは、テント内が密閉空間ではありません。
地面の上にグランドシートを展開し、その上にポールで布を張っています。
通気性が良い反面、下部の隙間から虫などが侵入する可能性があります。
(密閉型の蚊帳などを、テント内に設置すれば虫の侵入は防げます)
中央の柱がジャマになる
ワンポールテントは、室内の中心にポールが立っています。
このポールが、室内で作業をする際、意外にジャマになります。
ランタンを吊るすなどの利用法もありますが、どうしてもジャマならポールを二股化しても良いでしょう。
※ 二股化とは逆V字のポールで設営すること
TOMOUNT | サーカスTC | パンダTC | |
重さ | 7.8Kg | 10.88Kg | 6.28Kg |
高さ×直径 | 2.1m×3.0m | 4.2m×2.8m | 2.7m×1.9m |
価格(2022.6.19現在) | 20,799円 | 59.800円 | 34,980円 |
TOMOUNTのワンポールテントの特徴を一言で言うと、丁度良いサイズ感です。
ソロキャンプもしくはツインで使用するのに、大きすぎず小さすぎず使い勝手が抜群です。
また、安価なので試しに買ってみようという気にさせます。
最近は中国製のテントも、細かい部分で工夫を凝らしており、侮れない存在です。
今回はワンポールテントをお勧めする理由について解説しました。
私自身は、冬の寒さに耐えられず、ストーブが置けるテントとして購入しました。
しかし、使用してみると、暑い時期も風通しが良く、1年を通じて使いやすいテントでした。
デザインに優れ、居住性が高く、設置が簡単なワンポールテント!
1つは欲しいテントです。
今回の記事が、皆さんのテント選びの一助になれば幸いです。
それでは、楽しいキャンプライフを!!!