前回はキャンピングカーでのキャンプを紹介しましたが、今回は自転車でのソロキャンプを紹介します。
自動車でのソロキャンと、自転車でのソロキャン。
両者の違いは、荷物の量です。
登山キャンプには及びませんが、
・すべてのキャンプ道具
・食料品
・焚火セット
を自転車に積み込むのは、なかなかに骨が折れる作業でした。
私が考える、自転車ソロキャンのメリット・デメリットは、
・荷物がコンパクトになる
・キャンプまでの道のりが楽しい
・設営撤収が早い
・荷物が限られる
・近場にしか行けない
・雨天時の対応が困難
となります。
目次
まずは、自転車の紹介です。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/PXL_20221113_224530316-1024x768.jpg)
・重量27キログラム
・航続距離59キロメートル
(パワーモード)
・価格11,400円(税抜)
アシスト力が強いので、キャンプの荷物を積んでも楽勝でした。
次に、持っていったものです。
自転車の前かごに薪(たきぎ)、後ろに寝袋。
その他の荷物はすべて、リュックに積んで移動しました。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/PXL_20221113_060233456-1-1024x972.jpg)
リュックで持っていったもの(約13キログラム)。
- あぐら椅子(リュック下)
- テント(リュック左)
- ローテーブル(リュック右)
- 食料品(カレーセット、ラーメン、調味料)
- 寝具(エアマット)
- 照明器具
(ミニランタン、キャンドルランタン、ヘッドライト) - 着替え&サウナセット(サウナハットも持っていきました)
- 調理器具
(ガスバーナー、メスティン、クッカー、カトラリー、シェラカップ) - 焚き火器具
(ガスバーナー、バーナーライター) - 娯楽用品(キンドル、スピーカー)
だいたいこんな感じです。
削ろうと思えば、まだまだスリム化できると思います。
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今回は自転車で、自宅から片道約6キロの場所にあるキャンプ場付き温泉に行きました。
夜勤明けでのキャンプだったので、温泉やサウナに入ってゆったりするのが目的です。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/PXL_20221113_063316725-1024x768.jpg)
荷物を展開した様子です。
自転車に乗せられるだけの荷物なので、コンパクトです。
テントは『ネイチャーハイク ソロテント』をチョイスしました。
軽量なので、徒歩でのキャンプにもおすすめです。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/PXL_20221113_081857862-1024x768.jpg)
ローテーブルは、さすがに狭かったです。
キャンプ場には、焚き火台もあり受付で薪も売っていました。
焚き火セットを持っていかなければ、もっと軽量化できたかもしれません。
キャンプ場の設備や、販売している物を事前に調べておくべきでした。
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晩御飯の様子です。
今回は、かなり手抜き料理です。
メスティンで炊いた白米、チキンカレー(缶詰)、レトルトのホワイトシチューです。
ソロキャンの良い所は、誰にも気兼ねなく手抜きできることです。
外で食べるご飯は、家で食べるご飯の3倍美味しいので、コンビニ弁当でも全く問題ありません。
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食後は、温泉とサウナでゆったりしました。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/PXL_20221113_090115359_2-1024x768.jpg)
お風呂の後は、焼酎をチビチビと飲みながら、焚き火に当たり、読書を楽しみました。
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深夜にかなり激しい風雨にさらされました。
しかし、テントの中は快適で、ぐっすり休むことができました。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/自転車猫.png)
それでは、今回の自転車ソロキャンの経験から、私の感じたメリット・デメリットについて触れたいと思います。
荷物がコンパクトになる
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/コンパクト-814x1024.png)
当然ながら、自転車に乗せられる荷物の量には限りがあります。
荷物は自然とコンパクトになります。
しかし、キャンプ道具でコンパクトなギアは、たいてい高額です。
キャンプまでの道のりが楽しい
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/楽しい.png)
キャンプとは、「自然に還(かえ)る行為」です。
自転車に乗ってキャンプに行けば、キャンプ場までの道のり自体が自然との触れ合いになります。
自然の中、自転車を走らせて目的地に行くのは、心躍る道のりでした。
自転車の速度で移動すると、人は様々なことに気が付きます。
設営撤収が素早く行える
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/撤収.png)
自転車ソロキャンは、荷物がコンパクトになります。
ですので、荷物の展開・撤収も素早く行うことができます。
キャンプ翌日の、片付けに時間がかかれば、大きなストレスになります。
荷物が限られる
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/荷物.png)
何を持って行き、何を持って行かないか。
道具の取捨選択に、随分悩みました。
持っていけば快適な物でも、かさばるのであえて持っていかなかったギアもあります。
枕や大型のランタンは、今回、お留守番となりました。
一方で、持って行ったギアが過不足なく役に立つと、それはそれで嬉しいものです。
近場にしか行けない
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/近場.png)
自転車ソロキャンで行けるキャンプ場は、自転車で行ける範囲です。
私はロードバイクの大会で、1日に160キロメートルほど走ることがあります。
しかし、キャンプの荷物を積んだ自転車では、片道30キロメートルが限界です。
地方に住んでいる方でも、自転車で行くことのできる近場のキャンプ場は限られるのではないでしょうか。
雨天時の対応が困難
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/あめ.jpg)
今回、夜半にかなり強い風雨に遭いました。
自動車のキャンプであれば、荷物を自動車内に避難させることができます。
しかし、今回は椅子を含め、すべての荷物をテント内に撤収させました。
コンパクトテントなので前室も狭く、テント内は寝返りもうてない状況でした。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/11/silhouette-683751_960_720.jpg)
『ゆるキャン』で、志摩リンが自転車ソロキャンをしていました。
自分でやってみると、志摩リンの偉大さがわかります。
自転車でのソロキャン。
車でのソロキャン。
徒歩でのソロキャン。
色々なソロキャンのスタイルがあります。
私にとってソロキャンは、常に新しいことへの挑戦です。
同じことを繰り返しても、何も面白くはありません。
失敗を繰り返すことで、自分の最適解を探ってゆきます。
これもまた、ソロキャンの醍醐味です。
一人ふらりとキャンプ、
薪を見ながらチビチビ焼酎なんて最高ですね~♪
ふらりというよりは、必死に自転車をこいで汗だくになって、という感じでした。
アニメ『ゆるキャン△』ではもっと楽そうだったのに・・・・
こんにちは。
私もコロナ過で行くところがなくなったので、近場で野外飯を楽しんでおります。もちろん移動は自転車です。少し前まではテントも持って一泊なんてこともしていましたが、毎日するには大変ですので、最近はクロスバイクに焚火台と鍋焼きうどんに薪を積んで、近くの焚火ができる広場で昼飯を食べる毎日です。リタイア老人なので、毎日やるのは苦になりませんし、家人からはありがたがられておりますよ。
コロナの時期にキャンプは最高のセルフ隔離ですよね。
クロスバイクに焚火台に鍋焼きうどんとは、私よりも達人です!!