
最近テレビなどで山火事のニュースを見ることが多いね!
自分が火事を出したらと思うと…なんか怖いよ。

そうだね、山火事は怖いね。
人に迷惑をかけないためにも、火事を出さない焚き火の基本をおさらいしようね。
こんにちは、キャンプ好きの皆さん!
最近ニュースなどで山火事の話をよく見かけませんか?
ここ数年、乾燥や強風などの影響で山火事が発生しやすい状況が続いています。
自然の中で過ごす時間って本当に気持ちがいいし、焚き火はその中でも特別な存在です。
でも、火を扱う以上、ちゃんとした知識とマナーを持って楽しむことが大切です。
今回は、そんな焚き火を楽しむ上で気をつけたいことや、安全な火の起こし方・育て方について、ゆるっとお伝えしていきます!
目次
焚き火、やってもいい場所?まずはここからチェック!

キャンプ場に着いたら、まず最初に確認したいのが「ここで焚き火、してもいいの?」ということ。
最近では直火禁止の場所が増えていて、焚き火台の使用が必須なところも多いです。
(むしろ直火焚きOKな方が珍しい状態です)
また、季節や天候によっては、焚き火自体がNGな場合も。
チェック項目!!
- キャンプ場のルール(受付時に確認)
- 直火OKかどうか?
- 焚き火台の使用必須?
- 火気厳禁エリアではないか
- 強風注意報や乾燥注意報が出ていないか
無理に焚き火をしようとせず、自然と共存する気持ちを持ちたいですね。
焚き火マナーと安全対策まとめ

さて、焚き火をやってもOKな場所だったとしても、安全に楽しむためにはいくつかのマナーとルールを守る必要があります。
以下の項目をチェックしてください。
・焚き火台を使おう
地面を焦がさない、火の管理がしやすい、片付けも簡単。
いいことづくめです!
焚き火シートも併せて使いましょう。
・水は必ずそばに!
バケツでもペットボトルでもOK。
火を始める前に用意しておくと安心感が違います。
・薪の置き方と風向きに注意
風の向きに気をつけて、火の粉が飛ばないように。
周囲に燃えやすいものがないかもチェック!
・完全消火を忘れずに!
水をかけて、灰をかき混ぜて、最後は手で触っても冷たいか確認。
ここまでやってようやく「火を消した」と言えます。
着火のコツ:火おこしビギナーでも安心

「うまく火がつかない…」って焦ったこと、ありませんか? でも大丈夫、基本を押さえればきっと大丈夫!
着火の流れ
- 一番下に着火剤(市販のものや松ぼっくり、麻縄など)
- 細い薪(枝や割りばしサイズ)
- 中くらいの薪
- 太い薪
この順で組んでいくのがポイントです。
薪の組み方は「井桁型」や「ティピー型(テントみたいな形)」が空気の流れが良くておすすめ!
そして、火をつけたら焦らずじっくり。
最初の炎がしっかり薪に移るまで、うちわやブロワーで優しく空気を送って育てていきましょう。

炎の育て方:大きくしたいけど、焦らずに

火がついたら、もっと大きくしたくなりますよね。
でも、ここで焦って太い薪を一気に入れると、逆に火が消えてしまうことも。
火を育てるポイント
焚火の火を育てる手順は以下のとおりです!
- 最初は細めの薪を少しずつ追加
- 薪は乾いたものを使用(湿った薪は煙モクモク…)
- 空気をしっかり送って酸素補給
- 炎が安定してから大きな薪をくべる
焚き火って、じっくり付き合うのがコツなんですよね。
一通り燃えて、埋み火が出来たら、後は不登記を放り込んでも簡単に火がつきますよ。
火を見ながらぼーっとする時間も、実は焚き火の醍醐味だったりします。
焚き火は“火を完全に消す”までがワンセット!
焚き火を、燃やすときにしてはならないのが、
火がついているのにその場から離れる
ことです。
ちょっと、買い物とか、「火がついているけど眠くなったから」等と火元を離れていませんか?
テントに戻って眠るときは、火を確実に消しましょうね。
実は、炎が見えるときよりも、くすぶっている埋み火のほうが火力が強いこともあるんです。
風で火の粉が舞い散って、山火事になるかも…。
「火消し壺」という商品もあり、熱い灰をまとめて放り込むことができます。
消化した灰は、既定の場所に捨てるか、持ち帰りましょう。
焚き火を楽しむために、大切なこと

焚き火って、ただ温かいだけじゃなくて、心が落ち着いたり、会話が弾んだり、特別な時間を作ってくれますよね。
でもその一方で、自然を傷つけたり、命を危険にさらしたりする可能性があることも忘れちゃいけません。
火を楽しむ=火を責任もって扱う、ってこと。
焚き火がもっともっと気持ちよく楽しめるように、一人ひとりがちょっとずつ気をつけていけたらいいですね!
それでは、今日も安全で楽しい焚き火ライフを!