今回、Naturehike(ネイチャーハイク)のソロ用テント(製品型番Fgfg、キャンピング プロフェッショナルテント)購入したので、実際に使用してみての感想を書いてみたいと思います。
キャンプを重ねていくうちに、
・キャンプの設営は楽しいけど、
撤収は面倒くさい
・荷物を軽くして、
シンプルなキャンプがしたい
と感じたことはありませんか?
様々なテントを比較検討した結果、Naturehikeのテントが、
- 片手で持てるほど軽量(1.52kg)
- リュックに入るほどコンパクト(長さ45cm)
- 設営が簡単(10分以内)
- 安い(1万円弱)
という私のわがままな要求を、満たしてくれるテントだということが判明しました。
今回、そんなコスパに優れたNaturehikeのテントを、実際に使用した結果をリポートします。
目次
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220114_074531349-1-1024x768.jpg)
- 製品
ソロ用ダブルウォールテント - 使用人数
1人 - 重量
1.52Kg - 梱包サイズ
45(長さ)✕12(幅)✕12(高さ) - フライシート
シルナイロン=シリコンコーティングのリップストップナイロン - インナー
インナーにはB3高密メッシュ - 防水性能
底部防水レベルPU4000+以上(耐暴風) - 梱包品
グランドシート、アルミペグ、ロープ等
テントはアルミの骨格があり自立しますが、足元はペグで広げて固定する必要があります。
ですので、最低2本はペグを打ち込む必要があります。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220127_105132775-1024x768.jpg)
左から本体、フレーム、グランドシート、ペグです。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220127_104559402.PORTRAIT-1024x768.jpg)
付属のペグは10センチほどですが、Y字型で充分実用レベルです。
12本全てを使うことはありません。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220127_104916081-1024x768.jpg)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220127_104238671-768x1024.jpg)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220127_104257724-1-1024x768.jpg)
この、グランドシートコーナーのバックルで、テント本体と結合します。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220127_105412832-768x1024.jpg)
中国製ですが、このように至る所に細かい気遣いがあります。
テントは初めてでも説明書を読まずに組み立てられるほど、簡単な作りになっています。
![雑種犬ラッキー](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2021/12/無題3-1.png)
その他の装備として、
・靴とリュックを置ける程度の前室
・入り口左右に、収納ポケット
・入り口上部にベンチレーター(1つ)
の嬉しい装備があるよ。
テント地はかなり薄いですが、プラスチックを薄く伸ばしたような独特の質感があります。
インナーは完全にメッシュです。
Naturehikeのソロテントが「向いている人」、「向いていない人」は以下のとおりです。
このテントが向いている人
・設営・撤収を素早く行いたい
・荷物をできるだけ少なくしたい
このテントが向いていない人
・テントの中でゆっくりと過ごしたい人
・広い前室(荷物スペース)が欲しい人
・他のキャンパーの見栄えを気にする人
私の場合は人気のないところでキャンプをすることが多いので、人目を気にすることはまったくありません。
このテントのデザインは、シャープで無駄がないところに好感を持っています。
設営のしやすさ
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/08/組み立て.png)
実際に使用してみて、設営5分、撤収10分ほどでした。
『コールマンツーリングドームLX』は設営15分、撤収20分ぐらいです。
ただし、結露した場合、『コールマンツーリングドームLX』の撤収は30分ぐらいかかってしまいます。
また、テント生地が薄くて軽いことから、畳んだり拭き上げるのが簡単です。
全てのパーツが軽量でコンパクトなので、女性でも簡単に設営できます。
また、インナーとフライシートの結合もバックルでとめるだけです。
携帯性
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/08/携帯.png)
写真の、『コールマンツーリングドームLX』と比較してみると、見た目で4分の1程度の大きさです。
重量は『コールマンツーリングドームLX』が5.6kgで、『Naturehikeソロテント』が1.52kgですから、約8分の3です。
1.52kgという重さは、充分リュックに入れて運べる大きさと重さです。
ですので、登山にも『Naturehikeソロテント』を使うことができます。
因みに、写真の『コールマンツーリングドームLX』の横に写っているのは、グランドシートです。
『Naturehikeソロテント』のパッケージにはグランドシート、Y字型ペグ、ロープまで梱包されています。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220108_023344104-1024x768.jpg)
風や雨に強い
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/08/大雨.png)
風や雨に対する耐久力には定評があるようです。
今回泊まったのは、岬だったのでそれなりに風はありましたが、風に煽られることはありませんでした。
これは、テントが低重心で、風を受ける面積が少ないためです。
テントがナウシカの『王蟲』のような形状をしているため、設置の方向を考慮すればかなりの風に耐えられそうです。
商品レビューでも、「風に強かった」という声を多く見ました。
今回、雨は降りませんでしたが、スペックや材質から雨にも強そうな印象です。
コスパが高い
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/08/コスパ.png)
私が購入した際は、セール期間で11,000円ほどでした。
この記事を書いた時点では、Amazonで税込み14,900円となっています。
(2022.8.14)
フライシートの材質が若干落ちるタイプ(210Tポリエステル生地)だと、11,900円になります。
テントとしての必要品が全て入っていることを考えると、破格の値段だと言えます。
中国製品恐るべしです。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/01/PXL_20220114_221708663-768x1024.jpg)
居住スペースが狭い
写真を見てもらえば分かると思いますが、寝袋を敷くとほぼ居室がいっぱいです。
(写真の寝袋は『スナグパックのベースキャンプスリープシステム』なので、通常の寝袋よりはかなり大きいです)
ですので、テントの中は寝るためのスペースと割り切る必要があります。
![キャンプ猫](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/05/ネコ野郎.png)
テント内が狭いということは、
・コットが入らない
・大型のランタンは吊るせない
・テントから出る際は這って出る
・テント内にはリュック1つ程度しかおけない
・暖房器具が使えない
というデメリットがあるニャン。
保温性は高くない
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/08/寒い.png)
テントにスカートが付いておらず、インナーがメッシュなので、保温性は高くはありません。
また、テントが狭いため暖房器具が使えず、冬のキャンプでは防寒対策が必要です。
私が使用した際(12月の岬)は、『スナグパックのベースキャンプスリープシステム』(適応温度-10度)と、湯たんぽを使用したので、寒さを感じることはありませんでした。
おしゃれではない
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/08/グランピング.png)
このテントは、実用本位の作りになっています。
私としては、機能的で美しいと思える形状ですが、「おしゃれで、快適なテントライフを過ごしたい」と思われる方には愛想のないデザインに思えるかもしれません。
また、入り口ファスナーの作りが若干甘く、もし壊れるとしたらファスナーから壊れるような印象を受けました。
ここは、値段が上がってもYKKを使って欲しかったところです。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2022/08/juan-jose-BFJBY5a1b5w-unsplash.jpg)
実際に使ってみた結果、わたし的には「十分アリ」なテントでした。
値段が安価なので、キャンプのレパートリーの1つとして持っおいて損はないです。
キャンプはテントによって、過ごし方が大きく変わります。
ソロキャンプは、自然と共生するアートです。
Naturehikeのソロテントで、時にはワイルドなキャンプに挑戦してみてください!
![](https://inudash3times.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)