ハンモックのメリットとデメリット!テントよりも快適?夏キャンプに最適なハンモックの使い方をガイド

ふみ君
ふみ君

いよいよ夏キャンプシーズンの到来だね!
でも、正直なところ、夏キャンプは暑いし、テントの設置で汗をかいてしまうから苦手なんだよね…

ラッキー
ラッキー

それだったら、ハンモックを使ったキャンプがおすすめだよ。

設置が簡単だし、木陰で過ごせば夏でも涼しく過ごせるよ!

多くの人にとって「夏はキャンプ!」というイメージです。

しかし、実はキャンプに慣れた人ほど、「夏のキャンプは辛い」というのが正直な感想です。

夏キャンプが敬遠される大きな理由が暑さです!

テントの設営だけでも汗だくなのに、設置したテントの中は灼熱地獄と化してしまいます。

そんな、暑苦しい夏におすすめなのが、ハンモックを使ったキャンプです。

この記事を読むことで、

ハンモックを使うことで荷物を減らせる

ハンモックを使うことで涼しく過ごせる
ことが理解でき、

ハンモックの設置の仕方

ハンモックの選び方

が分かるようになります。

ハンモックを使ったキャンプにトライしてみよう

キャンパーであれば、誰もがハンモック泊に憧れたことがあるはずです。

木陰の下でゆらゆらと揺れるハンモックは、とても気持ちよさそうに見えます。

「でも、自分には敷居が高いかも?」などと思ったりしていませんか?

ハンモックを使ったキャンプは簡単です。

そして、ハンモック自体が、キャンプギアとしては安価な部類に入ります。

「ちょっと試してみる」ぐらいの感覚で、気軽にハンモック泊にトライしてみませんか。

ハンモックとは

ハンモックは、二つの固定点(通常は木)に吊るして使用する寝具です。

ナイロンやポリエステルなどの耐久性のある素材で作られており、軽量でコンパクトに収納できます。

キャンプやアウトドア活動で広く利用され、地面から浮いているため、包まれるような快適な睡眠を体験できます。

設置も比較的簡単で、自然の中でリラックスした時間を過ごすのに最適のキャンプギアです。

また、ハンモックにはオプションでモスキートネットやレインフライなどのアクセサリーが付属することがあり、季節や環境に応じて利用できます。

夏キャンプでハンモックを使う魅力

ハンモックは基本的には、夏のキャンプにおすすめのアイテムです。

冬には薪ストーブを使った温かいキャンプがおすすめです。

しかし、夏にはこの時期にしか味わえないハンモックキャンプの醍醐味があります。

開放感に満ちたハンモックキャンプは、一度体験したら病みつきになる魅力に溢れています。

ハンモックの魅力は、

横になるだけで気持ち良い
自然と触れ合え、開放感を味わえる

荷物を最小限にできる

地面の状況に左右されずにキャンプできる

など、数え切れないような魅力に満ち溢れています。

ハンモックを使うメリット

ハンモックを使ったキャンプには、様々なメリットがあります。

ハンモックを使うことのメリットを、これから6個紹介します。

軽量コンパクトである

キャンプで一番厄介なのは、何と言っても重い荷物です。

重いテントを運ぶだけで、全身は汗まみれになってしまいます。

ハンモックを使えば、その悩みは一気に解消できます。

ハンモックはテントに比べて軽量で、コンパクトに収納できるため、バックパックの中身がぐっと軽くなります

さらに、設置に必要な道具も少なく、持ち運びがとても簡単です。これなら、長いハイキングや登山の際にもストレスなく持ち運べます。

ハンモックを使うことで、削減できるキャンプギアを以下に例示します。

テント
マット
チェアー
ペグ、ハンマー
マット

シート
扇風機

多用途に使える

ハンモックの魅力はなんといっても、その多用途性です!

キャンプでの寝具としてはもちろん、チェアーやリラックススペースとしても活用できます

昼間は木陰で読書をしたり、夜は星空を眺めながらゆったり過ごしたりと、さまざまなシーンで大活躍。

さらに、ハンモックを使えば荷物を地面から浮かせて保管することもでき、汚れや虫から体を守れます。

テントを使ったキャンプでは、キャンプシーンごとに異なったギアが必要となりますが、ハンモックは多くの機能を1つで賄えます。

設置が簡単

キャンプの設置に時間がかかってしまい、設置が終わった頃には、暑くて何もする気が起きないなどと言うことはありませんか?

「もっと簡単に、キャンプの設営が終われば」と考えたことはありませんか?

ハンモックならその願いが叶います!

設置はとても簡単で、ロープを木に巻き付けてカラビナで固定するだけ。

慣れれば数分で設置完了です

これなら、汗だくにならずに、到着してすぐにキャンプを楽しめます。

特に夏の暑い日には、素早く設置できるハンモックが大助かり。

ハンモックの良いところは、キャンプ初心者でも手早く設置できることです。

涼しくキャンプできる

夏のキャンプで涼しく過ごしたいなら、ハンモックが最適です!

地面から浮いているので風通しが良く、背中側も快適です

さらに、木陰にハンモックを設置すれば、自然のクーラーのように快適です。

テントの中は蒸し暑くなりがちですが、ハンモックなら常に自然の風が吹いています。

昼間は木漏れ日の中で読書を楽しんだり、夜は風に揺られながら星空を眺めたりと、リラックスしたひとときを過ごせます。

自然との一体感

ハンモックを使うと、自然との一体感をより深く感じられます。

地面から少し浮いた状態で揺れるハンモックに身を任せると、風の音や鳥のさえずり、木の葉が揺れる音がダイレクトに伝わってきます

夜には星空を眺めながら、静かな森の中で眠る贅沢な時間を過ごせます。

テントの中では味わえない開放感と自然との一体感がハンモックの大きな魅力です。

テントという遮蔽物に遮られることなく、生の自然と向き合えるのがハンモックの魅力です。

環境への配慮

ハンモックを使うことは、環境への配慮にもなります。

ハンモックは地面に直接触れないため、草地や地面を傷めず、自然環境への影響を最小限に抑えられます。

また、テントサイトを平らにするために土を動かしたり、植物を踏みつけたりする必要もありません。

ハンモックなら、自然を楽しみつつ、次に訪れる人たちのためにも美しい環境を守れます

自然を大切にしながらキャンプを楽しめることも、ハンモックの魅力です。

ハンモックを使うデメリット

これまで紹介したように、ハンモックにはメリットが多く、万能に感じるかもしれません。

しかし、もちろんハンモックにもデメリットがあります。

ここでは、ハンモックを使う大きなデメリットを2つ紹介します。

寒さに弱い

ハンモックの大きなデメリットは、気温の変化に弱いことです。

地面から浮いているため、寒い夜や風の強い日には体温が奪われやすく、寒さを感じることがあります。

特に、冬場は寝袋やアンダーキルトなどの寒さ対策が必要になります。

また、夏であっても夜になると急に冷え込むこともあるため、気温の変化に合わせた装備が必要です。

夏の山は、平地と異なり低体温性が起こることがあるので、注意が必要です。

安全性・防犯性

ハンモックを使う際の一つの懸念点は、安全性や防犯性です。

地面から浮いているため、地面に比べて身を守る場所が少なく、慣れないうちは不安を感じるかもしれません。

特に、野生動物が出没する可能性のある地域や、人通りの少ない場所では、安全対策が重要です

外部からキャンプの状況が丸見えとなるため、貴重品の管理など防犯対策では不安がつきまといます。

しかし、適切な場所で適切な方法でハンモックを設置すれば、安全面でのリスクを最小限に抑えられます。

ラッキー
ラッキー

人によっては、寝返りがしにくかったり、ハンモックの揺れが合わない事があるようだね!

ハンモックで快適に暮らすための工夫

ハンモックでキャンプを楽しむ場合、設置が全てと言っても過言ではありません。

これから紹介する点に留意して、ハンモックを設営するようにしてください。

心配はいりません、ハンモックは設置が簡単なので、うまくいかなかったと感じた場合は簡単にやり直せます。

取付時の注意点

ハンモックを設営するときは、以下の点に気をつけてください。

丈夫な木を選ぶ
ハンモックを設置する木は、健康で太く丈夫なものを選びましょう。
腐っていたり、弱そうな木は避けます。

適切な高さと距離
ハンモックを設置する高さと木と木の間隔が適切であることを確認します。
通常、ハンモックは地面から約1.5メートル程度の高さが良いでしょう。
※ハンモックロープは、ある程度調整できます

安全な取り付け具材
強度のあるロープやストラップ、カラビナなどの取り付け具材を使用し、しっかりと固定します。
品質の良いものを選びましょう。

定期的な点検
ハンモックの取り付け具材や設置状況を定期的に点検し、異常がないか確認します。

安全な場所選び

ハンモックを設営する時の場所選びについては、以下の点に気をつけてください。

安定した地面
平坦で安定した地面を選びます。
斜面や岩の多い場所は避け、地面がしっかりとした場所を選びます。

安全な距離
野生動物の通り道や危険な場所から遠ざけます。
特に、岩場や滝の近くなどは避けます。

周囲の状況を確認
風通しの良い場所や木陰など、快適な環境を確保します。

枝が落ちてこない場所
頭上に大きな枯れ枝がないことを確認します。
風が吹くと、枝が落ちてくることがあります。

直射日光が当たらない場所

太陽の位置は刻々と変わります。

太陽が移動しても、日が当たらない場所を選びます。

おすすめハンモックブランドとモデル

ハンモックを選ぶ際は、以下の点に留意して選んでください。

耐久性と品質
耐久性のある素材(ナイロンやポリエステル)を選び、しっかりとした縫製や補強部分があるか確認します。

サイズと容量
自分の体重に適したサイズのハンモックを選びます。シングルやダブルなど、使用シーンに合わせて選択します。

設置方法と安全性
設置に必要なロープやストラップ、カラビナが付属しているか確認し、安全に設置できるかどうかをチェックします。
ポータビリティ
コンパクトに収納できるかどうか、重量は運搬に適しているかを考慮します。

快適性と機能性

快適な寝心地や使い勝手の良さ(たとえば、ポケットやモスキートネットの有無)を確認します。
ブランドとレビュー

信頼できるブランドから購入し、他のユーザーのレビューや評価も参考にします。

初心者に最適なハンモックを3点紹介します。

どの製品も1万円前後なので、気軽に試せて製品もしっかりとしているのでオススメです!

モンベル 「フィールドハンモック」

安心のモンベルの製品です。

オールインワンタイプで、バッグの中に必要な道具がすべて収納されています。

防水力に優れ、肌触りの良いハンモックです。

モスキートネットは別売りとなります。

【スペック】

【素材】生地:70デニール・ナイロン・タフタ[はっ水加工]
      紐:高強力ポリエチレン
カラビナ:アルミニウム合金 ストラップ:ナイロン
【重量】720g
【カラー】ブルーグリーン(BLBK)、タン(LTN)、カーキ(OV)
【サイズ】240×142cm
【耐荷重(静荷重)】約100kg
【収納サイズ】∅13.5×19cm
【特長】カラビナ2個、ストラップ2本付属
                           出典 モンベルホームページ

モンベル フィールドハンモック

DOD 「いつかのハンモック」【イチオシ!】

ユニークなネーミングで有名なDOD。


しかし、ギアの実力は折り紙付きです。

『いつかのハンモック』は、タープや木を保護するためのツリーウェアまでオールインワンの製品です。

設営も簡単で、タープもカナビラを使って設置します。

【素材】ハンモック本体:リップストップ40Dナイロン
    タープ:リップストップ68Dポリエステル(PUコーティング)
    ペグ:アルミ合金
【重量】2.1Kg
【カラー】タン
【サイズ】ハンモック本体:(約)W265×D100cm
タープ:(約)W380×D270cm
【耐荷重(静荷重)】約100kg

【耐水圧】2,000mm
【収納サイズ】∅13.5×19cm
【特長】ハンモック本体、ハンモック用ショックコード×4本(本体に取付済み)、ハンモック用カラビナ×2(本体に取付済み)、タープ、タープ用ロープ×4本、カラビナ付きロープ×2本(タープに取付済み)、ハンモックベルト×2、ツリーウェア×2、ペグ×4、ペグ用キャリーバッグ、キャリーバッグ
                           出典 DODホームページ

DoD いつかのハンモック

キャプテンスタッグ 「モスキートハンモック」

『鹿番長』ことキャプテンスタッグのハンモックです。

この製品は、モスキートネットが標準装備として付属しています。

ハンモック本体を裏返して使うことで、モスキートネットありとなしの状態を選べます。

【素材】本体・メッシュ・ロープ:ポリエステル100%

フック:鉄(クロムめっき)

ストレッチコード:合成ゴム・ポリエチレン
【重量】500g
【カラー】ブルー、グリーン、パープル
【サイズ】ハンモック本体:(約)W260×D136cm
【耐荷重(静荷重)】約80kg
【収納サイズ】∅16.3×10×22.5cm
                           出典 キャプテンスタッグホームページ

キャプテンスタッグ ホリデイ モスキートハンモック

夏のキャンプでハンモックキャンプに挑戦してみよう

紹介してきたように、夏のハンモックキャンプは、多くのメリットがあります。

安価に挑戦ができて、メリットだらけのハンモック泊。

是非挑戦してみてください。

夜空を見上げながら虫の声に耳を澄まし、ゆったりとした時間を過ごせます

それはハンモックキャンプでしか経験することのできない、むき出しの自然との触れ合いです。

キャンプに慣れた人でも、新たなアウトドアの魅力を体験できます!

それでは、キャンプ場で会いましょう!!

ハンモックで寝てみた!上手くいった点、失敗した点大公開【キャンプ日記Vol9】

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