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今回は、アクアクエスト(Aqua Quest)社のタープで最も防水性、堅牢性を誇るディフェンダー(Defender) タープを1年間使った感想を書いていきます。
先の結論を書きますと、このディフェンダータープは、若干重さはあるものの天幕にしてよし、テントにして良しの万能タープでした。
タープを持っていれば、キャンプの遊び方が広がること間違いなしです。
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目次
タープとは
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/02/hendrik-morkel-eNw5FZ16-GY-unsplash.jpg)
タープとは、日差しを遮る天幕のことです。
キャンプはオールシーズンのレジャーです。
野外では太陽の下で過ごすことになります。
太陽の強烈な日差しを遮り、快適な日陰を作ってくれるのがタープなのです。
また、冬でもタープを使うことにより、夜露を防いだり寒気を遮ることができます。
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タープは形状によって、「ヘキサタープ」、「スクエアタープ」、「ウィングタープ」、「ムササビタープ」などの種類があります。
テントが寝室なら、タープの下は快適なリビングになります。
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ブッシュクラフト好きなキャンパーは、タープをテント代わりにして、タープ泊を楽しみます。
アクアクエストについて
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アクアクエスト社は、1994年にカナダで設立された会社です。
社名にアクアが入っていることから、アウトドアが盛んなカナダでも、防水性に絶対的な自信があることがうかがえます。
(社名の下にも「WATER PRVEN=水に対する証明」と記載があります)
その証拠に、アクアクエスト社はタープを、生涯補償しています。
アクアクエスト社のタープの種類
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/02/tokuchou.jpg)
アクアクエスト社のタープには大きく4種類あります。
それぞれ特徴を紹介します。
GUIDE(ガイド)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/02/gaiod.png)
軽さを優先したモデル。
用途
ハイブリッド/サバイバル
素材
70デニールナイロン
防水コーティング
二重加工:シリコン+PU
耐水
5,000 mm
サイズ展開
3×3, 4.5×4.5
重量
820g(3×3),1.8Kg(4.5×4.5)
タイループ
19(3×3),29(4.5×4.5)
![](https://inudash3times.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
Survivor(サバイバー)
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軽さも考慮しつつ、堅牢性も実現したモデル。
ディフェンダーとガイドの中間性能。
鮮やかなカラーで、山岳での使用を想定している。
用途
軽量/バックパッキング
素材
40デニールナイロン
防水コーティング
二重加工:シリコン+PU
耐水
5,000 mm
サイズ展開
2×3, 3×3, 4×3, 4.5×4.5, 6×4
重量
430 g(2×3),590 g (3×3), 800 g(4×3), 1.2 kg(4.5×4.5), 1.7 kg(6×4)
タイループ
13(2×3),17(3×3), 17(4×3), 23(4.5×4.5), 21(6×4)
![](https://inudash3times.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
SAFARI(サファリ)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/02/gaiod-1.png)
サバイバーと性能は同等。
カラー展開がサバイバーと異なる。
用途
ハイブリッド/キャンプ
素材
70デニールナイロン
防水コーティング
二重加工:シリコン+PU
耐水
5,000 mm
サイズ展開
2×3, 3×3, 4×3, 4.5×4.5, 6×4
重量
590 g(2×3),770 g (3×3), 1Kg(4×3), 1.7 kg(4.5×4.5), 2 kg(6×4)
タイループ
15(2×3),19(3×3), 19(4×3), 29(4.5×4.5), 25(6×4)
![](https://inudash3times.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
DEFENDER(ディフェンダー)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/02/dhifennda-.png)
堅牢性を重要視したモデル。
用途
ハイブリッド/キャンプ
素材
40デニールナイロン
防水コーティング
二重加工:シリコン+PU
耐水
20,000 mm
サイズ展開
2×3, 3×3, 4×3, 4.5×4.5, 6×4
重量
1.1Kg(2×3),1.5Kg(3×3), 2Kg(4×3), 3.3Kg(4.5×4.5), 3.7Kg(6×4)
タイループ
21(2×3),19(3×3), 25(4×3), 37(4.5×4.5), 47(6×4)
![](https://inudash3times.com/wp-content/plugins/pochipp/assets/img/pochipp-logo-t1.png)
ディフェンダータープの特徴
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スペックからもわかるとおり、ディフェンダータープの最大の特徴は対水圧20,000mmであることです。
これは、嵐の中でも水が漏れないレベルです。
一般的なタープの対水圧が1,500mmですから、ディフェンダーがいかにけた外れの耐水性を誇っているかがわかります。
オーバースペックとも思える対水圧ですが、この対水圧のおかげでディフェンダータープは、キャンプ終了後の水切れが素晴らしく、撤収の時間が大幅に短縮されます。
雨上がりや雪中キャンプでは、素早い撤収は必須条件にもなります。
この防水性能の代わりに犠牲にしたのが重さです。
同社のサファリに比べて、2倍の重量があります。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/02/ta-pu-1.jpg)
キャンプにおいて、堅牢性は安心感につながります。
雑に使っても破れない。
タープの下で焚火をしても、ディフェンダータープが燃えることはありません。
私のような雨男にとっては、ディフェンダータープほど安心感のあるタープはありません。
あの有名メーカーと比べてどうなの?
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現在キャンパーの間で、タープの定番と言えばDDタープです。
しかし、ブッシュクラフトを頻繁にするキャンパーさんの間では、
・ 縫製が甘い
・ 雨水が貫通するようになった
・ タープが水を含んで乾きにくい
という不満点がみられるようです。
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写真は私物のディフェンダータープのタイループ部分ですが、縫製がしっかりしていることがわかります。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/02/PXL_20220626_070030795-1024x768.jpg)
激しい雷雨の中キャンプしましたが、タープは全く水漏れすることがありませんでした。
タープの使い方
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キャンプでは大活躍のタープですが、使い方は大きく2種類あります。
天幕として使う
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これが一番オーソドックスな使い方ですが、日差しを遮るための天幕として使います。
タープの下は風通しも良く、気持ちよく過ごすことができます。
ピンと美しく張られたタープは、見ていても気持ちが良くなります。
雨天時は、まずタープを張ってからテントの設営をします。
テントとして使う
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タープは折り紙のようなものです。
折り方を工夫することにより、様々なテントを作ることができます。
自分で自由にアレンジできるのが、最大の魅力です。
また、タープ泊をすることで、テントを持ち運ぶ手間が省けます。
ブッシュクラフトなどの山中サバイバルが好きなキャンパーが好むスタイルです。
まとめ
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タープがあれば、キャンプの楽しみ方の幅が広がり、夏の日差しの中でもキャンプを快適に過ごせます。
タープ自体は大きな1枚のビニールですので、そこからどのようにアレンジするかが楽しみになります。
天幕を張るしても、ポールやガイロープと組み合わせることで風よけにもなりますし、大きさも変化させることができます。
変化や工夫がなく、毎回同じようなキャンプをしていたら、いずれ飽きてしまします。
タープはキャンプに変化をつける絶好のアイテムです。
この記事を読んで、ディフェンダータープに興味を持たれた方は、良ければ購入して使い倒してみてください。
では、キャンプ場で会いましょう。