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![野営ネコふみ君](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/01/猫のアイコン-63bb72b318332.jpg)
キャンプでガイロープを格好良く結んで、ブッシュクラフトをやっている人がいるよね。
ああいうの、あこがれるけど、僕はロープワーク苦手なんだよね。
![雑種犬ラッキー](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/01/ラッキーサムネ-removebg-preview-1.jpg)
確かに、ロープをスマートに結べると、キャンプの幅が広がるし格好良いよね。
でも、実は初心者のキャンプにロープワークは必ずしも必要ないと思っているよ。
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え?どうゆうこと??
タープを張ったり、テントを固定するのにロープワークは必要でしょ!
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ところが、そうでもないんだ。
事前準備さえしっかりとしておけば、ロープを結ぶ必要はないし、かえって素早く作業ができるんだよ。
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気になるなー。
詳しく教えてよ。
キャンプでガイロープを使う場面はそう多くありません。
主にタープを張る時と、テントを固定するとき。
事前にカナビラや、自在鉤にガイロープを結んでおくことで、キャンプ場ではフックにひっかけるだけで簡単に作業ができます。
目次
事前に準備するもの
- ガイロープ
- カナビラ
- 自在金具
順番に説明していきます。
ガイロープ
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/original_10d89f79-49c1-426d-8197-43f15a8b7ec8_PXL_20230302_130054410-1024x750.jpg)
ガイロープとは、キャンプに使用するロープ全般のことです。
使用目的は、テントやタープの固定に使います。
太さは5ミリ以上で、長さは3~4メートルあれば十分です。
パラコードというのがありますが、細くて耐久性に劣るので、キャンプではガイロープを使用してください。
![雑種犬ラッキー](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/01/ラッキーサムネ-removebg-preview-1.jpg)
ガイロープには、反射材が編み込んでいるものがあってお勧めだよ。
夜中に、ロープにつまずいて転倒するのを防いでくれるよ。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230302_125112714-913x1024.jpg)
カナビラ
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230302_123117394-1024x722.jpg)
登山等で多く使う、楕円をしていて一部が開閉する金具です。
キャンプで使うカナビラは、登山で使うものほど丈夫である必要はありません。
100円ショップでも、それなりに丈夫な製品があります。
![雑種犬ラッキー](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/01/ラッキーサムネ-removebg-preview-1.jpg)
ガイロープをカナビラに結んでおけば、テントやタープのタイループにひっかけることができるよ。
自在金具
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230302_122946572-768x1024.jpg)
自在金具は、ロープの長さを簡単に変えることのできる金具です。
この自在金具を使うことによって、ロープをぴんと張ることができます。
写真はキャンプで使うオーソドックスな自在金具です。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/katatumuri-1024x678.jpg)
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写真の自在金具は、『カタツムリ型』と言われるものだよ。
ガイロープの先に結んでおけば、あとから輪っか状にすることができるし、先端の輪っかをポールの先頭にひっかけることもできるよ。
下準備をする
上記で説明した、『ガイロープ』、『カナビラ』、『自在金具』をあらかじめ結んでおくことで、キャンプ場ではロープワークを使うことなく、しかも素早く作業を行うことができます。
この下準備では、『もやい結び』を作る必要がありますが、覚える必要はありません。
準備をするときだけ下の説明を見ながら結べば、あとは忘れて構いません。
ロープの先を輪っかにする
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230302_124522649-1024x768.jpg)
まずは、ガイロープの先端を輪っか状にしておきます。
方法は以下のとおり。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/むすび1-64014ae26cf28-1024x819.jpg)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/むすび2-64014b0622214-1024x819.jpg)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/むすび3-64014b1711da2-1024x819.jpg)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/むすび4-64014e71073d1-1024x819.jpg)
ガイロープをカナビラに結ぶ
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230302_123135178-1024x768.jpg)
出来上がった輪っかに、カナビラを通します。
反対側は自在金具を装着します。
これだけで準備は終了です。
具体的な使用例
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230303_002417102_2-820x1024.jpg)
タープなどを立てるときに、ガイロープを結束した様子です。
タープのタイループをポールの先端に掛けて、さらに上からガイロープを引っ掛けます。
ガイロープの輪っかがポールの長さよりも大きいですが、ペグで固定してしっかりと張るので、ずり落ちることはありません。
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ポールにタープなどを引っ掛けるときは、一番上にヒモを引っ掛けるよ。
順番を逆にすると、風でタープが外れてしまうよ。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230303_002534653-768x1024.jpg)
次にタイループとガイロープを直接結束した様子です。
カナビラを間に挟むことにより、素早く結束できます。
テントを地面に固定する際などに、この方法を使います。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230303_002437218-768x1024.jpg)
ガイロープの反対側は、ペグで地面に固定します。
長さは自在金具で調整することにより、ガイロープをぴんと張ることができます。
代表的なロープワーク
この記事では、初心者のキャンプにロープワークは必要ないと書きました。
実際必要になったときにYouTubeを見ながら、ゆっくりと結ぶことができたら十分です。
ここでは、参考までにキャンプにおける基本の結び方を3つ紹介します。
もやい結び
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230302_123716076-1024x768.jpg)
先ほど紹介した結び方です。
船を杭につなぐ、つまり「もやう」時に使用することからこの名前が付けられました。
輪っかを作ることのできる結び方です。
自在結び
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230302_124412971-1024x768.jpg)
ロープの長さを、「自在に」変えることのできる結び方です。
この結び方は、自在金具がない時に使用すると便利な結び方です。
本結び
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/PXL_20230302_124807139-1024x783.jpg)
2本のガイロープを連結するときに使います。
簡単に結べて、強度が高いのが特徴です。
参考動画
参考になる動画を紹介します。
『KENJI PERM CAMP』さんの動画で、非常にわかりやすく、ロープワークについて説明してくれています。
結び方が知りたい方は参考にしてください。
『KENJI PERM CAMP』さんは、キャンプに関する様々な動画をアップしており、私も勉強させてもらっています。
ガイロープのしまい方
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/original_1b30cd80-f1d2-4d2d-ad53-be32af6e4271_PXL_20230117_002327395-768x1024.jpg)
ガイロープにもしまい方があります。
キチンと整頓しておけば、キャンプ場で作業が手早く始められます。
反対に雑にしまっていると、ガイロープが絡まって、思わぬ時間のロスにつながることになります。
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/original_f73aff33-8c74-422c-9943-201320c8fe9a_PXL_20230117_002014195-768x1024.jpg)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/original_a0a34839-4113-4a67-941d-84a9b5e802bc_PXL_20230117_002054502-768x1024.jpg)
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/この部分-6400a37a66732-762x1024.jpg)
まとめ
![](https://inudash3times.com/wp-content/uploads/2023/03/manny-moreno-2tPrR0hKrDE-unsplash.jpg)
今回はロープワークを使わずにキャンプする方法について解説しました。
私はこのやり方で、今まで困ったことはありません。
もともと、私が不器用でロープワークがうまく覚えられないので、今回紹介した方法でキャンプをしています。
タープにせよ、テントにせよ使用するガイロープの数や長さは大体決まっています。
事前準備しておくことで、素早く失敗なくテントの設営ができます。
キャンプに慣れて、余裕ができたらロープワークに本格的に取り組んでください。
ブッシュクラフトなどでは、ロープワークができることが前提条件になります。
それでは、キャンプ場で会いましょう。