ラッキー君はキャンプを始めるときに、どんな場所でテントを設営してるの?
自分がどれだけ快適に過ごせるかに重点を置いて、テントを設営する場所を選んでいるよ。
そのために、まずはテントを設営してはならない場所を知っておくことが大切だよ。
具体的には、どんな場所に設営したらダメなの?
具体的には、
・サイトの出入り口
・トイレ、炊事場から遠い場所
・木の下、または開放的な場所
・傾斜地
・水がたまる場所
の5か所だよ。
順番に解説していくね。
目次
テント設営場所の重要性
家を建てるとき、家の品質以上に家を建てる場所は重要です。
同様に、キャンプをするときには、テントを建てる場所は、テントの機能以上に重要です。
たとえば、
・災害に遭いやすい場所
・危険な場所
・うるさい場所
などでは落ち着いてキャンプをすることができません。
今回紹介する、「テントを設営してはならない場所」を参考にして、快適なキャンプを過ごしてください。
テントを設営する前に
テントを設営する前に、整地をしてください。
これも、家を建てる場合と同様で、良い土台にしか良い家は建ちません。
具体的には、
・地面に落ちている枝や石をどける
・地面にペグの抜き残しがないか確認する
・穴があったら埋める
などです。
キャンプでは、薄いシートを挟んで、地面の上で過ごすことになります。
地面の小さな石でも、その上に座ると激痛が走りますし、運が悪ければシートが破れてしまいます。
テントを設営してはならない場所
それでは、具体的にテントを設営してはならない場所を紹介します。
1 出入り口の近く
まずはキャンプサイトの出入り口の近くです。
出入り口付近は、当然ながら人や車の出入りが多くなります。
出入りが頻繁な場所では、
・人や車の騒音がする
・人目が気になり、落ち着けない
・車との接触事故の可能性がある
・夜間、ライトがまぶしい
などのデメリットがあります。
特にお子さんやペットがいる場合は、避けたい場所になります。
2 トイレ・炊事場から遠い場所
キャンプにおいて、トイレ・炊事場はとても大切です。
何か調理するたびに、または用を足すたびに長い距離を移動するのはかなりの負担になります。
特に、夜間にトイレのために長い距離移動するのは、
・転倒の危険がある
・暗闇が怖い
・冬場は体が冷える
というデメリットがあります。
一方、トイレのすぐ近くにテントを設営するのも、
・人の出入りが激しい
・においが気になる
などのデメリットがあります。
テントは炊事場・トイレから適切な距離に設営してください。
3 木の下、または開放的な場所
木が多い場所にテントを設営するのには、メリットデメリットがあります。
メリットとしては、
・木が風よけになる
・日差しを遮る
ですが、一方でデメリットとして
・枝が落ちてくる危険性がある
・虫が落ちてくる可能性がある
・樹液がテントに付く
などがあげられます。
開けた場所のメリットは、
・見晴らしがいい
・太陽を遮るものがない
ですが、一方で、
・風を遮るものがない
というデメリットがあります。
4 傾斜地
傾斜地もテントを設営するのに避けてほしい場所になります。
理由としては、
・人は傾斜があると眠られない
・雨天時、水の通り道になる可能性がある
からです。
普段自宅で過ごしていると意識することはありませんが、人は傾斜している場所では寝付けないものです。
もし、どうしても傾斜地にテントを張るときは、眠るときに頭を高い方に持って行くようにしてください。
5 水がたまる場所
自然の中には、水が溜まりやすい場所があります。
荒天時に川べりでキャンプなどするのは、大変危険なので絶対にテントを設営しないでください。
平地でも水が溜まりやすい場所は浸水の危険があるので、テントを設営しないようにしてください。
平地で水のたまりやすい場所を見分ける方法は、
・枯葉が溜まっている場所
(水に流された可能性がある)
・地面が不自然に湿った場所
(水はけが悪く、水たまりになり易い)
になります。
まとめ
今回紹介したポイントを気を付けるだけで、キャンプの快適度はグンとアップします。
また、初めてのキャンプ場では、管理人さんに自分のキャンプスタイルを伝えたうえで「どこのテントサイトがお勧め」か尋ねてみましょう。
管理人さんも、キャンパーさんには楽しく過ごしてほしいので、親切にガイドしてくれます。
時には思わぬ穴場サイトを教えてくれるかもしれません。
どうせキャンプをするのなら、快適な場所で最高の時間を過ごしましょう。
それでは、キャンプ場で会いましょう。