ソロキャンパーにとって、冬はキャンプの絶好の季節になります。
その理由は、
・人が少ない
・虫や蛇が出ない
・焚き火が温かい
・星がキレイに見える
などです。
そこで今回は、寝袋やダウンジャケット以外で、キャンプで使える安価なあったかグッズを4つ紹介します。
目次
キャンパーにとって、定番中の定番です。
他のグッズを持っていたとしても、使い捨てカイロだけは必ず数個をキャンプの荷物に忍ばせます。
値段も、30個で500円以下という激安価格です。
難点は水に弱いところですが、その手軽さは他のグッズの追随を許しません。
貼る場所ですが、
・首元(太い血管がある)
・背中(大きな筋肉がある)
・お腹(へその少し下に「気海」という、全身体調を整えるツボがある)
・腰(へその真裏には「命門」という腰全体を温めるツボがある)
・足(アキレス付近に「太谿」という冷えによいと言われるツボがある)
がお薦めです。
ただし、くれぐれも、薄い肌着の上に貼らないようにして下さい。
低温やけどの可能性があります。
なんと、90年以上前からある、日本の誇るあったかグッズです。
私が子供の頃は、カイロといえば『ハクキンカイロ』でした。
25ccのベンジンで、24時間体を温めてくれます。
熱量は使い捨てカイロの13倍!
原理は、ベンジンの気化ガスがプラチナと接触して発熱する科学原理によるもので、カイロの中で火が燃えているわけではありません。
実は、この『ハクキンカイロ』は、ソロキャンパーの間でおしゃれグッズになります。
こっそり、懐に『ハクキンカイロ』を忍ばせていると、「お!格好良いな」という感じで注目されます。
人目を気にしないとしても、『ハクキンカイロ』は、何度でも繰り返し使える、環境に優しいあったかグッズです。
気になる値段ですが、3,600円程から6,000円程度です。
半永久的に使えると思えば、安い買物と言えます。
(中には、金メッキの『ハクキンカイロ』もありますがこれは例外)
キャンパーが使う湯たんぽといえば、鉄製が定番です。
理由は、
・丈夫である
・直火に掛けられる
の2点です。
鉄製の湯たんぽは、潰れないように中に支え板が入っているので、意外に丈夫です。
そして、キャンプといえば焚き火です。
鉄製の湯たんぽの中に水を入れて、焚き火で温めればお湯が沸くという無骨なスタイルがソロキャンパーの心をくすぐることは言うまでもありません。
ただし、くれぐれも、温める際は、
・直火に掛けられる製品か
・フタはあけてあるか
の2点は必ず確認して下さい。
特にフタをしたまま、直火に掛けると大事故につながる可能性があります。
鉄製の湯たんぽの値段は2,000円ほどのお手軽価格です。
個人的に一番のお気に入りです。
大分県国東市のオーダーメイド潜水服製造メーカーが、手作業で制作しています。
名前の通り、とても柔らかくカバーは必要ありません。
潜水服のような肌触りで、とてもなめらかです。
お湯を入れるとほんのりと暖かくなり、一晩余裕で暖かく過ごせます。
また、柔らかいので、体に当てたところにフィットして、鉄製湯たんぽのような硬さを感じません。
何より、ソロキャンパーにとって嬉しいのは、折り畳めるということです。
ソロキャンプでは、なるべく荷物はコンパクトにしたいという願いがありますが、この『やわらか湯たんぽ』は折りたたんでリュックに押し込むことができます。
値段は、3,278円(税込み)です。
実はこの湯たんぽ、キャンパーの間でも結構有名です。
私の地元のキャンプ用品専門店でも、あっという間に売り切れてしまいます。
ですので、私も見つけた時にその場で購入しました。
以上、キャンプに持って行きたいあったかグッズ4選、
・使い捨てカイロ
・ハクキンカイロ
・鉄製湯たんぽ
・やわらか湯たんぽ
でした。
利用したいグッズはありましたか?
キャンプの暖かグッズと言えば寝袋ですが、寝袋はそれだけで1つブログが書けそうなのでまたの機会に。
体を暖かくするグッズには、薪ストーヴやガスストーヴなどがあるけど、ソロキャンパーの狭いテント内で使うには一酸化中毒の危険があるよ。
もし、使うときは、
・ こまめな換気
・ 異酸化炭素チェッカーの使用
を忘れないでね!