寒くなって、キャンプが辛くなってきたね!
冬こそ、キャンプに最高の季節だよ。
焚き火は温かいし、虫もいないよ。
でも寒いの苦手なんだよね…
じゃあ今回は薪ストーブを紹介しようかな。
テントの中で焚き火ができるし、調理もできるよ。
ちょっと扱いは難しいけど、とても便利なギアだよ。
ということで、今回は薪ストーブの紹介と、薪ストーブを使ったキャンプの様子を紹介します。
・薪ストーブの特徴
・薪ストーブの扱いかた
・薪ストーブを使うときの注意点
・薪ストーブを使ったキャンプの様子
目次
(出典 Amazonホームページ)
【DANCHEL 二次燃焼ステンレス304製薪ストーブ】
- サイズ
38.5×20×30.5cm(足の高さ12cm) - 厚み
0.8mm - 煙突パイプ
高さ2m、直径6cm(巻き煙突) - 重さ
約4.5kg - 折りたたみ後のサイズ
40×21×9.5cm - 材質
304ステンレス素材 - 特徴
2つガラス窓
回転ダンパー - 価格
23,119円(税込み、購入時)
折りたたむと、大きなノートパソコンのサイズだね。
ところで、二次燃焼って何なの?
二次燃焼は、一次燃焼で燃えきれず煙となった可燃ガスに、高温の空気を吹き付けて再燃焼させる仕組みのことだよ。
煙が出にくく、効率よく高火力を生み出せるのが特徴だよ。
今回の荷物です。
左手前地面の上に、
・ワンポールテント(トマント)
・寝袋(スナグパック)
・薪ストーブ
テーブルの上に、
・着替え、調理用具、ランタン等が入ったバックパック
(G4Free ミリタリーバッグ 40L)
・コット(kalili)
・マット(Soomloom)
・チェアー(PROXあぐらイス)
左に薪があります。
この薪は、自宅の庭木を切ったものを半年ほど干したものです。
薪ストーブの用具は、全てこのカバンに入っています。
カバンを開いたところです。
一番手前にある、鍋敷きのような金具は別途購入した煙突カバーです。
これが煙突です。
はい、ただのステンレスの板です。
これを立て巻きして、丸いリングを通して煙突にします。
斜め巻きにして、丸めていきます。
煙突巻きだけは、外での作業になります。
必ず、手袋をしてください。
私は最初、素手で巻こうとして手を切ってしまいました…
はい、完成。
出来上がった、煙突をストーブに挿します。
根本は手巻きのネジで固定します。
今回は、ワンポールテントの後ろの入り口を利用して煙突を出しています。
薪ストーブの下部はかなり熱くなるので、マットをたたみ、地面の上に置いてます。
『Soomloomストーブジャック 煙突口ガード テントプロテクター』です。
煙突はかなりの熱を持ちます。
テントの布に煙突が直接触れて、焼けるのを防ぎます。
(ポリコットンのテントなので、大丈夫とは思いますが念の為)
テント内には、一酸化炭素チェッカーを置いてます。
毎年、テント内での一酸化炭素中毒事故死が起きてますので、必ず用意してください!
外観です。
とても、絵になりますね。
テントの高さは、2.1メートルです。
日が暮れるまで
薪ストーブをテント内に設置して、テーブルや寝床の準備もできたので、キャンプ開始です。
寝床はコットです。
地面からの熱を防ぎます。
荷物をコットの下に押し込めば、更に地面からの熱を防ぐことができます。
日が暮れるまで、焚き火をしながら、読書とコーヒーで楽しみます。
読書に飽きたら、好きな音楽をかけながら、景色を眺めます。
この日のキャンプ場は、私一人の貸し切りでした。
冬の夕暮れは、少し寂しい景色です。
そろそろ、テントの中に入る時間です。
日暮れのあと
薪ストーブに、火を入れます。
薪ストーブは、天板で料理ができます。
注意点ですが、薪ストーブに触る際は必ず手袋をしてください。
私はうっかり、素手で薪をくべようとして、何箇所かやけどしました。
煙突のつけ口のところにある三角ネジを、『ダンパー』と言います。
このネジで煙突を塞ぎ、火の大きさを調節します。
左側が薪を入れる口ですが、ここにも空気調節口があります。
空気を操ることで、火の大きさを自在に調節します。
今夜は、ハンバーグだよ。
いただきます!
副菜はかぼちゃの煮つけです。
調味料は定番の『ほりかわアウトドアスパイス』と『ヒマラヤ岩塩』です。
カップは、モンベルの『クピルカ ムーミンバージョン』です。
続いて、サバを焼きます。
フライパンは、面倒なので洗わずそのまま使います。
ハンバーグタレ付きサバの焼き物です。
夜食は、オリーブオイルで肉まんをこんがりと焼きます。
キャンプ中は、ひたすら食べています。
食事後は、日本酒を飲みながら、再び読書。
キンドルを使えば、バックライトが点いているので、楽に読書できます。
夜も更けました。
おやすみなさい。
ランタンは、火を小さくして一晩中つけたままです。
夜は満天の星でした。
撤収
薪ストーブを開いたところです。
煙突の内部も真っ黒です。
ストーブは、灰を片付けて、ガラス部分だけキレイにして持ち帰ります。
灰は自然に帰りませんので、必ず持ち帰りましょう。
冬場のテントは結露するので、必ず持って帰ってから天日干ししましょう。
⭕良かった点
・ テントの中で焚き火ができる
・ 調理ができる
・ なんと言っても暖かい
❌悪かった点
・ 扱いが難しい(怪我しやすい)
・ 設置、撤収が面倒
・ 朝にストーブを点けると、帰る時にまだ熱い
今回、私が薪ストーブを使ってみて感じた「良かった点」「悪かった点」は以上のとおりです。
私自身は、悪かった点を踏まえたうえでも、
薪ストーブはあり
と思いました。
理由は、雰囲気がとても良かったからです。
冬期はどうしても、テントの中で過ごす時間が長くなります。
テントの中で炎を眺めながら過ごす時間は、とても素敵でリラックスできました。
また、炎自体がテントの中を照らす灯りの役割もしてくれました。
今回は、キャンプの様子を交えながら、薪ストーブの魅力について書きました。
参考になりましたでしょうか?
薪ストーブにも色々な種類があります。
自分に合った薪ストーブを探すのも楽しいです。
冬キャンプには、冬にしかできない魅力が沢山あります。
薪ストーブも、その魅力の一つです。
新しい試みを1つ積み重ねるごとに、キャンプはどんどん楽しいものになります。
あなただけのキャンプの魅力を重ねてください。
それでは、キャンプ場でお会いしましょう!