今回は、初心者向け!メスティンで作るふっくらご飯の作り方を紹介します。
写真で手順を説明しますので、初めての方でも失敗せずに美味しいご飯が作られます。
また今回は、バーナーパッドの紹介も合わせて行います。
・メスティンを使った、失敗しないご飯の炊き方
・バーナーパッドの特徴と効果
目次
メスティンとは、アルミで作られた飯盒(はんごう)のことです。
形は四角形で、熱伝導率が高いのが特徴です。
一般的にはご飯を炊くのに使いますが、蒸し料理を作ることもできます。
【左からポケットストーブ、アルコールストーブ】
メスティンの中にお米や、ポケットストーブを収納することができます。
最近はダイソーなどの100円ショップでもメスティンが売られており、ダイソーの『ブラックメスティン』(税込1,100円)はフッ素加工されており、スタイリッシュな見た目と、焦げ付かないところが人気です。
お米を研ぐ
今回は1合用のメスティンを使って、ご飯を炊きます。
お米は素早く研いで、研ぎ汁を捨てます。(お米が研ぎ汁を吸ってしまうから)
お米1合につき200ccの水を注ぎます。
私はお米の面から、水深1センチの目分量で水を注いでいます。
(この方法は、お米の量に関わらず使えます)
このまま、お米が水を吸うまで、30分ほど放置します。
ごはんを炊く
今回はシングルバーナーを使って、お米を炊きます。
ポケットストーブやアルコールストーブを使っても、お米を炊くことができます。
メスティンの上に乗っているのは、圧力をかけるための重り(石)です。
シングルバーナーは、弱めに火力を設定してください。
【メスティンから吹きこぼれた状況】
火にかける時間は、火力によって異なります。
目安は、吹きこぼれと、お米の炊けた香りです。
蒸らす
吹きこぼれて数分経ったら、火を消します。
その後、湿ったタオルでメスティンをくるみます。
約10分間蒸らすことで、ふっくらとした美味しいご飯が炊きあがります。
はい、お米が立った美味しいご飯の出来上がりです。
今回、ご飯を炊く時にバーナーパッドを使っています。
ここからは、バーナーパッドの特徴やメリットを紹介していきます。
バーナーパッドとは
バーナーパッドとは、シングルバーナーやポケットストーブの上に乗せて使う、金属製のアミのことです。
お値段は概ね1,000円程度です。
最近は、100円ショップでも取り扱いがあります。
金属製のアミが、炎との間に挟まることで、熱が分散します。
バーナーパッドを使うメリット
バーナーパッドを使うメリットは以下の2つです、
- メスティン等が安定する
- 火力が分散する
まずは、バーナーパッドを使うことで、上に乗せるナベやヤカンが安定します。
シングルバーナーはコンパクトに収納できるぶん、ナベ等を乗せる面積が狭くなっています。
キャンプ場では足場が不安定であることから、ナベがシングルバーナーごと倒れる危険があります。
シングルバーナーの転倒が、思わぬ怪我につながります。
【シングルバーナー単体では火力が集中する】
次にバーナーパッドの最大のメリットである、「火力が分散する」です。
シングルバーナー等キャンプで使うストーブは、火が出る面積が小さいものが多いです。
そのことで、ナベ等の1箇所のみに火力が集中してしまい、折角の料理が焦げてしまします。
【バーナーパッドを使うことで火力が分散する】
しかし、バーナーパッドを使うことで、火がバーナーパッドの金網部分に広がり、遠赤外線が発生します。
写真では分かりにくいかもしれませんが、熱がバーナーパッド全体に広がっています。
今回のような、メスティンでご飯を炊く場合、弱火での調理となります。
バーナーパッドを使うことで、弱火でもメスティン全体に熱が行き渡り、美味しいご飯を炊くことができるのです。
一方でバーナーパッドは大火力で、素早くお湯を沸かしたいなどの場合には向いていません。
今回はメスティンを使ったご飯の炊き方を紹介しました。
メスティンは、炊き込み料理や麺料理にも使えます。
また、メスティン以外にもキャンプでは、スキレット、シェラカップ、ダッチオーブンなどの様々な調理器具があります。
また機会があったら、これらの器具も紹介していきたいと思います。
ソロキャンプは自由な発想で料理を作ることができます。
あなたも、自分にしかできないオリジナル料理に挑戦してみてください。
飯盒で炊いたご飯は美味しそう~
バナーの写真は背景が白で見やすかったですが、
お米を炊いてるのはキャンプ背景の方がワクワク感あるかもですです♪
コメント有難うございます😊
今度、キャンプ場で、写真撮ってみますね!