絶対焼きたくない、これが究極アンサー!キャンプの徹底日焼け対策10選!!

ふみ君
ふみ君

いよいよ日差しが強くなってきたね。

ボクはネコだけど、日焼けだけは絶対したくないんだよね!

ラッキー
ラッキー

ネコが日焼けするかはともかく、日焼けは体に良くないよね。

それに、日焼けで肌が痛むと、キャンプも楽しめないね。

あふれる太陽光の下でキャンプするのは、気持ちが良いものです。

しかし、強い太陽にさらされてキャンプをすれば、日に焼けてしまいます。

日焼けは、健康にも悪影響がありますし、肌の痛みを抱えてキャンプをすれば楽しさも半減します。

この記事を読むことで、初心者キャンパーさんが、

日焼けのメカニズムと弊害

日焼け対策10選

日焼け止めの正しい使い方

を理解し、効果的に日焼け対策ができます。

夏のキャンプと日焼け対策

キャンプは自然の中で過ごす、アウトドアスポーツです。

キャンプ中は常に、自然の変化にさらされます。

初夏は絶好のキャンプシーズンですが、紫外線が強くなる季節でもあります。

ラッキー
ラッキー

太陽の光は5月ごろが、1番強くなるよ

強い太陽の光で地表が熱せられて、気温が上がるまで2か月以上かかるよ。

だから、気温が高い8月よりも、初夏の方が日差しが強いんだね!

夏になる前から日焼け対策しなければ、肌は確実にダメージを受けます。

初夏の時期になったら、しっかりとした日焼け対策をしてください。

キャンプにおける日焼けのメカニズムと対策しなかった場合のトラブル

ではなぜ、紫外線にさらされると、肌はダメージを受けるのでしょうか?

日焼けのメカニズムと弊害を知っておくことでより正しい日焼け対策ができます

日焼けのメカニズム

紫外線に当たって、肌が赤くなるのは肌がダメージを負っているからで、黒くなるのは肌を守るためです。

【肌が赤くなる理由】

  • 紫外線A(UVA)が肌の奥まで届く
  • 皮膚の表皮細胞と角質層がダメージを受ける
  • 傷ついた細胞の血流量が増える
ラッキー
ラッキー

UVAは波長が長いので、曇りでも室内まで届いてしまうよ。

【肌が黒くなる理由】

  • 紫外線によって遺伝子に傷が付く
  • 基底層で遺伝子を守るためにメラニン色素が出る
  • メラニン色素が紫外線を吸収して遺伝子を守る
ラッキー
ラッキー

メラニン色素が黒色なので、肌が黒くなるんだね。

肌が黒くなるということは、基底部の色素が増えすぎた状態だということだよ。

日焼け対策しなかった場合の弊害

日焼けをした場合の弊害は、数えきれないほどありますが、以下に主なものを列挙します。

健康的に日焼けした肌は魅力的ですが、健康のことを考えれば、日焼けは避けるべきです。

【短期的な弊害】

  • 紅斑が現れ、皮膚の角質層が剥がれ落ちる
  • 痛み、腫れ、水泡が発生する
ラッキー
ラッキー

日焼けの症状は1~24時間で現れ始めて、72時間以内にピークに達するよ。

3日以上も日焼けの痛みが続くのは辛いね。

【長期的な弊害】

  • 皮膚がんのリスクが上がる
  • 悪性黒色腫(メラノーマ)や基底細胞ガンの確率が上がる
  • 皮膚の老化を早める
  • 皮膚が乾燥し、かゆみや炎症を引き起こす
  • 白内障やドライアイの原因となる
  • 免疫力が低下する
  • 紫外線アレルギーを引き起こす
ラッキー
ラッキー

サンオイルに日焼けを促進する効果はないよ。

炎症を防ぐ効果があるので、炎症を抑えながら日焼けができるんだね。

残念ながら、サンオイルにガンを防ぐ効果はないよ。

日焼け止めこそキャンプの基本対策

肌にダメージを与えるUVA(紫外線A)は、波長が長く、曇りや室内でも肌まで届きます。

一方、UVB(紫外線B)は、皮膚表面への影響が強く、日焼けや皮膚の炎症、皮膚がんへの影響が大きくなります。

今回、様々な日焼け止め対策を紹介しますが、基本は日焼け止めになります。

ここでは、日焼け止めの仕組みや、正しい使い方おすすめ日焼け止めについて紹介します。

日焼け止めが紫外線を防ぐ理由

日焼け止めには、大きく2つの成分が入っています。

  • 紫外線吸収剤
    紫外線を吸収して、肌に届く紫外線の量を減らすことで、肌を紫外線から守ります
    近年は、紫外線吸収材が禁止されつつあります
  • 紫外線散乱剤
    肌表面で紫外線を反射させることで、肌を紫外線から守ります

この2つの成分によって、紫外線の肌に対するダメージを軽減しています。

ラッキー
ラッキー

日焼けの元凶は紫外線。

この、紫外線を防ぐことで、肌や体に対するダメージを防げるんだね。

日焼け止めの誤解

良くある日焼け止めの誤解に、「SPF値は高いほど良い」、「PA値は高いほど良い」というものがあります。

これは、事実でありながらも誤解です。

SPF

「Sun Protection Factor」の略で、UVBに対する防止効果を示すものです。
SPFは2〜50、さらに50以上の場合は「50+」と表示されます。

PA

「Protection Grade of UVA」の略で、UVAに対する防止効果を示すものです。
PAは「PA+」〜「PA++++」の4段階で表示され、「+」が多いほど防止力が高まります。

「数値が高いほど効果がある」と聞くと、つい数値が高いものを選びがちになります。

しかし、それは大きな誤解です。

SPF30とSPF50の違いは、点数で言えば96点と100点の違いでしかありません。

重要なのは、日焼け止めを2時間ごとに塗りなおすことです。

いくら強力な日焼け止めを使っても、塗ったまま放置すれば効果は半減します。

SPF30の日焼け止めをこまめに塗る方が、日焼け止めの効果は高くなります。

ラッキー
ラッキー

強い日焼け止めは「散乱材」、「吸収剤」、「エタノール」の含有量が増えて、肌にダメージを与えるよ。

使うべき日焼け止めの選び方

キャンプ用の日焼け止めを選ぶ際は、以下の点を参考に選んでください。

野外活動の時間

長時間、太陽の下で活動するのであれば、SPF値、PA値の高いものを選びます。

サイトで過ごす時間が長ければ、SPF値30程度の日焼け止めを、2時間おきに塗りなましょう。

  • ハイキング、登山で長時間太陽の下で活動するか
  • テントサイトで活動し、タープの下で過ごす時間が長いか

で日焼け止めを選びます。

塗布タイプ

基本は塗りなおしです

「スプレータイプ」や「シートタイプ」なども併用してみましょう。

登山、水遊びにはウォータープルーフタイプを使用します。

  • 塗るタイプ
    基本の日焼け止めです
    キャンプに出掛ける前に塗ります
  • スプレータイプ
    外出先で、気軽に塗りなおしできます
    化粧の上からも使えます
  • ウォータプルーフタイプ
    海や激しい運動をするときに使います
    汗や水にも流れません
  • シートタイプ
    スプレータイプと同様、簡単に塗りなおしできます

添加剤フリー

添加剤が入っていないほど肌に優しい製品になります。

界面活性剤などは、肌のラメラ構造を破壊して、保湿性が失われてしまいます。

以下の添加物が入っていない製品を選びましょう。

  • アルコール
  • 界面活性剤
  • 香料
  • 鉱物油
  • 着色料
  • 紫外線吸収剤のオキシベンゾン、オクチノキサート
ラッキー
ラッキー

添加物の入った日焼け止めが、川や海に流れると、生物に悪影響があるよ。

紫外線吸着材入りの日焼け止めは、ハワイなどでは使用禁止になっているよ。

キャンパーは、誰よりも自然を守りたいよね。

良い日焼け止めの使いかた

繰り返しますが、日焼け止めの基本は塗りなおしです。

2時間ごとの塗り直しは、アメリカ皮膚がん財団も推奨している方法です。

なるべく皮膚の露出を抑えたうえで、しっかりと日焼け止めを塗りましょう。

日焼け止めを塗る上で、塗り忘れがちな場所は以下のとおりです。

  • 頭皮
  • 手の内側
  • 首の後ろ
  • デコルテ(襟の開いた部分)

その他の注意事項は、以下のとおりです。

  • 日焼け止めの使用前にパッチテストする
  • 顔については、しっかりと塗る(指3本程度)
  • 女性はスキンケアをした後に日焼け止めを塗る
  • 前シーズンの日焼け止めを使用しない
  • 日焼け止めを、日なたに放置しない

おすすめ日焼け止め

おすすめ日焼け止め3点を、厳選して紹介します。

どの製品も、しっかりとした機能を持ちながら、肌と自然に優しい製品です。

特徴を説明しますので、目的に合う製品を選んでください。

エンジェルUVスプレー(イチオシ!)

スプレータイプですが、生後数か月の赤ちゃんに使用できるほど肌に優しい製品です。

SPF30、PA++と、過剰な日焼け止め成分が入っていません。

特徴は、以下のとおりです。

  • スキンケア成分、美容エッセンスを配合
    お化粧の下地に使える
  • UV以外にも様々な刺激からお肌を守る
  • ノンケミカルで肌にやさしい
  • 添加物フリー
    紫外線吸収剤、合成香料、着色料、パラベン、アルコール
  • 赤ちゃん、アトピーの方も使用可能
  • 低刺激製品(刺激性0)

エンジェルUVスプレー

ダーマメディコ UVプロテクトミルク

低刺激性のUVケア乳液です。

SPF50+、PA++++の国内最高値ですが、低刺激製品で、皮膚科でも使用が推奨されています。

なかなか、日焼け止めの塗り直しができない肌の弱い女性におすすめです。

特徴は以下のとおりです。

  • きわめて肌に優しい製品
  • 化粧下地としても使える
  • 肌に落ち着いた白さが加わり美白効果がある
  • 汗や水に強いウォータープルーフタイプ 
  • 添加物フリー
    無香料・無着色・ノンアルコール・紫外線吸収剤不使用

NALCパーフェクトウォータープルーフ

とにかく焼きたくないという方への、強力な日焼け止めになります。

「長時間炎天下の元で活動する」、「海や川で遊びたい」方にお勧め。

ここぞという時に使用してください。

特徴は以下のとおり。

  • 化粧品の下地に使えるジェルタイプ
  • SPF50+、PA++++の強力な日焼け止め防止
  • 一般のウォータープルーフよりも水に強い
  • 添加物フリー
    紫外線吸収剤、合成香料、着色料、パラベン、アルコール、界面活性剤
  • 2歳児から使用可能

NALCパーフェクトウォータープルーフ

まだまだあるキャンプの日焼け対策+9選

ここまで、日焼け止めについて解説してきましたが、キャンプの日焼け止め対策はまだあります。

日焼け止めを使用しながら、その他の方法を組み合わせることで、より確実に日焼け止め対策できます。

肌を露出しない

肌を露出しないことは、日焼け止め対策の基本です。

夏になると、つい薄着が多くなります。

しかし、薄着では地肌が直接紫外線にさらされます。

長袖、長ズボンであっても、素材次第では涼しく着こなせます。

夏のキャンプ服を選ぶ際は、以下の点を参考にしてください。

  • UVカット機能のある服
  • 通気性の良い服
  • 吸汗速乾性のある服
  • グレーやブルーの濃い色の服
    (ただし、黒色は熱を吸収する)
ラッキー
ラッキー

紫外線は服を通して地肌に届くので、長袖の下にも日焼け止めを塗ろう!

サングラスをかける

夏の日焼け対策に、サングラスが有効です。

目から紫外線が入ることにより、シミやそばかすの原因となるメラニンが体全体で作られます。

その他にも、目に紫外線を浴びることで、以下の症状が現れる可能性があります。

  • 結膜充血、紫外線角膜炎の急性疾患
  • 白目が黄ばみ、視界が歪み視野が狭くなる黄斑変性症
  • 白内障
  • 老眼の促進
  • 眼精疲労

サングラスは、目から入る紫外線対策に有効です。

サングラスを選ぶ際は、以下の点に気を付けてください。

  • 紫外線透過率をチェックする
    0.1%以下が望ましい
  • 顔とレンズの間に隙間がないもの
    紫外線は乱反射し四方から来ます
  • 色の濃すぎない物
    濃い色のレンズは瞳孔が開き、多くの紫外線が目に入ります

紫外線対策というと、とにかく色の濃いレンズを選びがちです。

キャンプは手元で細かい作業をすることがあるので、可能な限り色の薄いレンズを選んでください。

帽子をかぶる

帽子は、太陽の光が直接顔に当たるのを防いでくれます。

帽子の良いところは何と言っても、両手が自由に使えることです。

紫外線対策用の帽子の選び方は、以下のとおりです。

  • 色が濃いもの
  • つばの内側も色が濃いもの
  • つばが後ろまであるもの
  • 通気性の良い物
  • 目が細かい物
  • 吸汗、速乾性のもの
  • 洗えるもの
  • 後ろにたれがあるもの
ラッキー
ラッキー

登山用の帽子は、コンパクトに折りたためるうえ、高機能なものが多いよ。

タープを使う

タープはキャンプ場で、人工的に日陰を作ってくれる頼もしいアイテムです。

TCタープであれば、光を通すことはほぼありません。

UVカット機能がある製品も、多く発売されています。

キャンプ場でタープを張る際は、以下の点に気を付けてください。

  • 太陽の位置に注意して設営する
    太陽は時間によって移動します
  • 3×3m以上の大きさのタープを選ぶ
    狭いタープは、日陰も小さくなります

日傘を使う

片手が塞がってしまうものの、日傘は日焼け対策の有効なアイテムです。

日傘が日焼け対策に有効な理由は、以下のとおりです。

  • 紫外線を99.9%カットしてくれる
  • 日焼け止めと違い、塗り直しの必要がない
  • 直接光を遮ることから、熱中症対策にもなる
  • 熱を受ける部分が体から離れている
  • 雨傘にもなる
ラッキー
ラッキー

最近は、アウトドアブランドがテントなどのノウハウを使って、日傘を作っているよ。

軽くて、折り畳みができ、面積の広い物を選ぼう。

おススメ☝】

SUN BARRIER100の日傘は、

国内で職人が手作業で生産

UVカット率100%

裏地が紫外線の乱反射を防ぐ構造

赤外線も防ぐので涼しさを感じる

などの工夫をしている、一味違う日傘です。

活動時間帯を工夫する

日焼け対策では、紫外線の強い時間帯を避けることが有効です。

日差しの強い、午前10時から午後4時の時間帯を避けて活動すれば、日焼けを防げます。

夏場であれば、太陽が出ている時間が長くなります。

日中はタープの下でゆっくり休んで、夕方や早朝に活動すれば、涼しい環境で快適に楽しめます。

水分補給する

水分補給は日焼け止め対策に有効です。

日焼けによって肌が乾燥すると、肌の細胞内の水分が失われます

水分補給することによって、失われた細胞内の水分をおぎなえます。

水分補給する場合、カフェイン入りの飲料(コーヒー、お茶)やアルコール類は利尿作用があるため、却って体内の水分が失われることになります。

ラッキー
ラッキー

汗をかくと、体内からミネラル分が失われてしまうので、天然水やミネラルウォーターがお勧めだよ。

着替える

服を着替えることは、日焼け止め対策に有効です。

長時間太陽にさらされた後は、汗をかいて服が濡れていますし、体に塗った日焼け止めもはがれています。

キャンプ場で、

  • 汗をかくような作業をした後
  • ハイキングなど戸外でアクティビティをした後

のタイミングで、体を拭いて、日焼け止めを塗り直し、新しい服を着てください。

ラッキー
ラッキー

日焼けとは、肌の細胞が損傷した状態だよ。

清潔にしておかないと、傷ついた細胞に細菌が入って更に炎症するよ。

アフターケアする

太陽の下でキャンプをした後の、肌のアフターケアは何よりも大切な作業です。

日焼けのアフターケアで、効果があるのは以下のとおりです。

  • 冷やす
    炎症を起こしている場合は、氷などで冷やしましょう
  • 入浴する
    体が不潔なままだと、痛んだ肌が炎症を起こします
  • アフターサンローションを塗る
    肌の炎症を落ち着かせる効果があります
  • 保湿する
    肌が乾燥しているので、保湿剤を塗りましょう
    併せて、水分を取りましょう
  • 睡眠をとる
    睡眠不足は、肌の回復力を低下させます
  • しっかりとした食事をとる
    ビタミンCやビタミンEなどの栄養素が豊富な食品を摂取することで、肌の回復力を高めます
ラッキー
ラッキー

日焼けはケガと一緒だよ。

ケアが早ければ早いほど、回復も早くなるよ。

キャンプでは日焼け対策して老化予防を

今回は、キャンプの日焼け止め対策について解説しました。

キャンプは、何歳になっても続けられるレジャーです。

日焼け対策することで、健康寿命を長くし、いつまでもキャンプを楽しめます

日焼け対策10選を解説しましたが、やはり、基本は日焼け止めになります。

今回は、使うシーンごとに、3種類の日焼け止めを紹介しました。

  • エンジェルUVスプレー(イチオシ!)
    生後数か月の赤ちゃんに使用できるほど肌に優しい製品です
    何度も塗り直しをするキャンプの、基本的な日焼け止めとして使用してください
  • ダーマメディコ UVプロテクトミルク
    化粧品の下地として使える製品です
    皮膚科の先生がお勧めする、女性におすすめの肌に優しい製品です
  • NALCパーフェクトウォータープルーフ
    海や川で水にぬれる時、ハイキングなどで汗をかく場合に使用したい製品です
    日焼け止めの塗り直しができないシーンで使用してください

日焼けをすれば、長期的に健康寿命が損なわれるばかりでなく、短期的には日焼けの痛みに襲われることになります。

せっかくのキャンプですから、快適にキャンプを楽しみたいですよね。

それではキャンプ場で会いましょう!

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