冬キャンプに行ってきました。
いつもの、キャンプ場でのんびりキャンプ。
食事も手抜きで、読書やアニメ鑑賞を中心に楽しみました。
しかし、忘れ物はするし、服は焦がしてしまいましたし、なかなか失敗の多いキャンプでもありました。
キャンプで全て計画通り行くことなど、ほぼありません。
必ず、失敗しますし、何かを忘れます。
大切なのは、それを受け入れて、どう対処するかです。
そこらへんは、人生に似ています。
目次
テント設営
私の愛する山奥のキャンプ場。
決して高機能のキャンプ場ではありません。
むしろ、何もない突き放した感さえあるキャンプ場です。
私はこの「突き放した感」が好きで、キャンプをします。
本日の設営地。
私以外キャンパーさんはいません。
金曜日なんですが…
人がいつも少ないキャンプ場です。
今回の荷物。
荷物のほとんどがシェラフと薪です。
冬キャンプの宿命です。
私の場合、ビーガンということもあり、シェラフにダウンが使えないので、寝袋が巨大になります。
(キャンプ中はビーガン食をお休みすることが多いです)
グランドシートを置いて、場所決めをします。
テントの隅をペグで固定。
中にポールを1本立てたら、すぐに完成。
この手軽さが、ワンポールテントの魅力です。
今回は、最初から巣ごもりキャンプするつもりだったので、テントの中から景色が見えるように、膜の一部を跳ね上げています。
テント内はこんな感じ。
設営は好きな音楽をかけながら、作業しています。
最近は『結束バンド』のアルバムを聴きながら、気分良く作業しています。
テントの中から見える景色はこんな感じ。
キンドルを読みながら、コーヒー飲んでアップルパイを食べます。
至福の時間です。
キャンプの醍醐味って、このリラックスタイムにすべて集約されているような気さえします。
薪ストーブ点火
厳冬期に入り、焚火をしなくなりました。
薪ストーブで、テント内を暖かくして、くつろぐスタイルが心地よいです。
この日も、夕方から薪ストーブに火を入れました。
キャンプの相棒は、恐竜のゴン。
文句も言わず、私のキャンプに付き合ってくれます。
今日も薪ストーブが暖かいです。
少し薪を投入しすぎたのか、煙突部分まで赤くなっています。
薪は広葉樹を使用しています。
火付きが悪いですが、長持ちします。
ちなみに、広葉樹も針葉樹も火力は変わりません。
この時になって、私は忘れ物をしたことに気づきました。
はい、ストーブファンを忘れています。
前回の薪ストーブの様子です。
薪ストーブに上に載っているのが、ストーブファンです。
暖かい空気が循環するので、テント全体がホカホカになります。
晩御飯
今回はヘルシーな豆を使ったパスタを食べます。
前回のブログで紹介しましたが、パスタは片付けが楽な料理の代表です。
もちろんソースは、温めるだけのものを使っています。
パスタにソースと、定番のほりにしのキャンプスパイスをかけて出来上がり。
食事後は、キャンプ場の管理人さんにもらった、『トリュフ味のフライドポテト』をおつまみにビールを飲みました。
食後はまた読書とアニメ鑑賞。
またまた失敗
食事を作っている際に、薪ストーブでベンチコートを焦がしてしましました。
広範囲に焦がしてしまい、中身が出そうになったので応急修理。
その後、今度は反対側の袖を焦がしまた修理。
テープはケガをした時のために、用意したものを利用しました。
そして就寝
夜のテント内の様子です。
整理整頓は欠かしませんので、出ている物は少ないです。
冬の夜は、アルミの敷マットとひざ掛けが大活躍します。
この日は、満月でしたので、ライトなしでも外が明るかったです。
山中なので、シカの鳴き声や、シカが集団で走り回る音が聞こえました。
実は、この夜は別の動物もうろついていて、私は翌朝そのことを知ります。
湯たんぽを寝袋の中に入れておくと、足元がとても暖かく、ぐっすりと眠ることができます。
厳冬期に寝袋で暖かく眠るコツは、寝袋の襟元にあるヒモをしっかりと引いてすぼめ、寒気が寝袋に入らないようにすることです。
朝がきて
翌日は早めに帰る用事があったので、手早く撤収するために、薪ストーブは使いません。
ガスストーブは、薪ストーブには火力が劣りますが、それなりにテント内が暖かくなります。
ザ・手抜き朝ご飯です。
せめて、コーヒーはドリップしたかったのですが、コーヒー粉を忘れていました。
朝食を食べた後の、テントの様子です。
サクッと荷物を片付けて撤収です。
私の場合、概ね1時間ほどかかります。
次回のキャンプの時に、荷物を楽に展開しようと思えば、ある程度の時間をかけて撤収した方が効率的です。
私の信条は、「ラクに、安く、楽しくキャンプする」です。
キャンプの撤収を行っている時に、テントの周りに無数の足跡があることに気づきました。
これは、イノシシの足跡です。
夜間は寝ていたので、全く気付きませんでした。
テントの中に入ってこなくてよかったとホッとしました。
終わりに
今回は失敗が多いキャンプと思われた方もいると思います。
基本、キャンプなど失敗の連続です。
物を忘れる、壊す。
やけどする、手を切る、虫に刺される。
失敗はあるものと最初から思った方が気が楽です。
ポイントは「如何に対応するか、そして、反省を次回にどう生かすか」です。
キャンプの楽しみは、改善と工夫です。
誰にも頼れない状況で、自分の力だけで問題を解決するのが楽しいのです。
それでは、キャンプ場で会いましょう。